日本大学・福島大学共同研究として「手話コーラスによるリラクゼーション効果の研究」を行いました。
本研究では、心理テストと近赤外分光法(NIRS)による脳機能計測法を用いて、「手話コーラス」のストレス緩和効果の神経生理学的メカニズムを検討しました。
それによって、手話コーラスのリラックス効果には前頭葉活動の変化が関与しているものと示唆されました。
本研究の結果、手話コーラスには、ストレス緩和効果があることが実証されました。
この研究結果は、2016年7月10〜14日にアメリカ・シカゴにて開かれる国際学会(ISOTT2016)にて発表されます。
本研究結果をふまえて、体操やダンスに加えて、手話コーラスも健康増進の一環として取り入れていこうと思っております。今後も、ストレス緩和についての研究を継続していく予定です。
(共同研究者)
日本大学 教授 酒谷薫 研究員 胡莉珍 大学院生 村山優太
福島大学 特任教授 森知高 非常勤講師 岡田麻紀
(本件お問い合わせ先 : labo160302@gmail.com)
(関連動画)
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